ゆるい南仏のなかでもさらにゆるい裏坂東(ル・ラヴァンドゥ)で暮らす怠け者達 リカールと51の日記。


by ricard51

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30日は、朝早くから相馬市に。
さすがに連休だからボランティアセンターの前は8時半過ぎなのに行列。
初登録の人も多いだろうから、かなり時間が掛かるようだ。
ぼくはちょっとだけ挨拶して、先に作業場に。
作業場のセッティングを確認、ちょっとだけ使いやすくして、足らないのもを置いて
その後は作業場増設のためにセンターの人と場所探し。
で、場所を決めたところで、ボランティア第1陣が到着。
作業のやり方を説明して、その後は作業場の増設。
今度は2度目なので、かなり効率的になった気がする。

こういった事は、結局慣れが必要と思う。
最初は場当たり的な事も多く、うまく考えたつもりでも、不便に感じることが出てくる。
2度目なら不便の解消に向けて少しだけよくなるし、
きっと3度目なら、もっとよくなるだろう。
前に工場で働いていたことが、かなり役立ったと思う。

たぶん、最大の問題は作業する人が毎日入れ替わることで、
マニュアルを作って置いて来たが、ニュアンスを伝えるのは無理なのだ。
これだけは、毎日来ている相馬市のお年寄りのグループを頼っている。
そして、なかなか上手くやっていて、頼もしい。


そのマニュアルはブログにしたので、もし興味があるなら見てほしい。
http://rescuephot.exblog.jp/

これからも経験に基づいて補完、そして調べて、細かいところを充実させていきたい。

僕のやっているボランティアは生活支援ではないから
大量の人を投入して、というのは本末転倒だと思っている。
優先は生活の再建と思っている。
ただ、雨の日などは、せっかく集まってくれた人達が作業できないこともあって
その際には写真洗浄のような、心の支援に多くの人が入ってくるだろう。
何も出来ないで待つのは、やはり厳しいだろうし。
そして写真等が、橋の下などに相当な量があるそうなので、
いくら作業しても追いつかないのが現状だ。
この連休が終わっても、細く長くボランティアさんが来てくれることを祈るばかりだ。
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by ricard51 | 2011-04-30 20:19 | 報告
前日より20分も早く出たのに遅刻。
ずーーーーーーーーっと重機の後ろを走って、ちょっと遅れた。
ということで、正式ボランティアではなく、個人参加となった。

それでも始まってすぐに作業所に到着。
地元のおばさん達以外は、すべて初参加。
これは大変だ、と思ったが、
昨日も参加したおばさん達が仕切ってくれたおかげで、
前日に乾かしていた写真の片付けは完璧。
僕が持っていった箱に収まった。
そいて今日の準備と作業が始まる。

ここで思ったのが、
昨日富士フィルムさんが置いていったマニュアルのすごさ。
だれが見ても1発で判る簡単さ。
おばさん達は慣れてきたので、僕が手本見せる必要もなく
みんなに手本を見せている。
僕は難しいところを、こうすると、あーする、なんて感じ。
100%富士の方々の指導の際に言っていたことを、
写真の状態によってアレンジするだけだ。
さすが大メーカー、完璧といえる教え方だ。

その反面、少数派の材質や、痛みが進んで細かい作業が必要な場合は
他の専門的な知識と勘所が必要になる。
地元のおばさん、おじさん達は、最初から
「そんな難しいこと、覚えられないよ」
と言っているが、
「これは、こうする」
と見本を見せると、けっこう手際よく仕上げていくので関心してしまった。

本日ラッキーだったのは、高校のときに写真部という女性がいたこと。
実は、明日は人に会うので、僕は行くことが出来ない。
となると覚えてもらう人が必要なのだ。
彼女は若いくて手先も器用、専門的な事も理解してくれるし、
ここの高校出身なので、どこに何があるかわかっていてる。
(きのうは、それで苦労した)
これで連休中は心配ないだろう。

そして今回の問題は、古い写真ではなかった。
比較的新しいAPSフィルム。
そういえば、そんなのあったなー、なんて思ったが、
こんなカートリッジに入っているフィルム?どうするんだ?
ドライバーでフィルムを引き出すのは可能だが、
エマルジョンがギタギタになるのは避けられない。
検索したら分解もできるみたいだが、難しそうだし
それ以前に、丸まったフィルムを洗浄して大丈夫か?
実際に洗ってみて乾燥させたら、どうなるんだろう。
富士のサイトから質問してみたが、どういう返事が来るか?
ボランティアの作業としては、難しいかもしれない。

それと、もう1つ気がついたこと。
作業所は、高校が廃校になったところだそうだが、
男子用トイレが無い。何故?
と思ったら、元相馬女子高校だったそうな。
どうりで。
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by ricard51 | 2011-04-29 00:12 | 報告
相馬市で写真の洗浄作業が始まった。
南相馬では、思い出お返し隊 という名で始まっていたが、
相馬市では、この日が初日。
もし指導する人がいないときは、と思っていろいろ用意して参加したが、
なんと富士フィルムさんが説明に来てくれた。
素人の僕などは、それを参考に作業するだけかな、
なんて思ってました。

作業を始める前、2人のプロによる説明。
印画紙の構造から始まって、だからこのように……
って感じで、さすがプロと思える説明だった。
そして彼らも手伝って本番の準備。
そして始まった、そのとたん、

「私達は次の新地町に説明に行くので、あとはよろしく」

なにげに僕のほうを見て言っている。
確かに、周りはまったくの素人。
現像って何?
って人ばかりで、中には
「写真んて、水に入れても大丈夫なんだ」
なんて言ってる。
というか、それが僕以外の、ほぼ全員。
ということで、後は半分講師のようになってしまった。

こんな災害にあった写真の扱いなんて初めてだし、と思ったが
フジの人も同じで、最初は苦労したらしい。
確かに場数を踏めば、なんとなく掴めるもので、
途中からは、かなり形になってきた。
これで前情報がなかったら、かなり厳しい状態になったろう。
事前に情報を集めてくれた、マイミクのWさん、友人のMに感謝だ。

ただし、基本は持ち主の気持ちになって、だ。
それさえ忘れなければ、体力もそこそこでOKだし、
最初に教われば、だれでも参加できるボランティアだろう。

そして問題は最後にやってきた。
本日、かなり手際よく、上手く作業していた人は、明日から来ない。
(え?最後に言うなよ。)
担当の人が、
「明日も来られますか?」
と。
「は、はい、大丈夫です」
ということで、今夜は早く寝なきゃ。
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by ricard51 | 2011-04-28 00:12 | 報告

幸運の五銭玉 かな?

福島市の瓦礫廃棄場が今月で終わりになる。
なぜか?その説明がでたとたんにネット上の地図が消えた。
通知を置き換えちゃうから
必要なことまで上書きしてしまうのだろう。
すごく不親切、
というか、ネットが判ってない人がやってる感じ。

それはともかく、終わる前に最後の壊れたものを持っていった。
かなり空いてる。
既に終わってる家がほとんどだろうとは思うが、
この連休に、と思ってる人達はどうするのだろう。
そんな事を考えながら捨てていると
隣から声が
「これ5銭?ちいさくねえか?」
覗き込むと、手には真鍮色のちいさな5銭玉。
父が、5銭なら小さいよ、と言って、納得したのか、
寺とかの瓦にでも付いて来たのかな?
ここに落ちていたと指差して……。

「きっと、いいことありますよ」

といって、僕らは帰ってきた。
他愛無い小さなことが、うれしい。
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by ricard51 | 2011-04-26 21:52 | 報告
写真の洗浄の手引きが完成した。
ということで、今日は相馬市ボランティアセンターに行ってきた。
前回は担当者が不在だったが、今回はお会いすることが出来た。
どこの後ろだけもなく、名前もなし、きれいな服も着ていないから
さすがに最初は胡散臭く見えただろう。
というより、僕が前に行った後に富士フィルムから申し出があったそうで、
今度の水曜に写真洗浄の実演を含めた教室が、新地町と合同で行われるとの事。
それでも、僕の話をちゃんと話を聞いて、
持って行ったマニュアルを受け取ってくれた。

僕が驚いたのが、担当の方がよく勉強されていること。
発火の危険がある古いナイトレートフィルムや
プリント洗浄は、ぬるま湯か冷水か?
そんな話が出たのだが、後から考えるとすごいことだと思う。
というのは、とても忙しいかたが、忙しい中で、よくそこまで、と思う。

50年代まであったナイトレートフィルムに関しては、セルロイドより
燃えやすいという特色から、保存に関しては昔から問題になってる。
しかし日本では湿気が多く、劣化が進んでいるので
すでに淘汰されている可能性が高いのが現状だ。
ただ相馬には戦前、戦後に映画館があったと担当者の方は言っていたので
出てくる可能性が無いとは断言できない。
1950年頃以前は、普通のフィルムにも使われていたらしいので、
そういったフィルムの見分け方がわかるかどうか?
それが重要になると思う。
その件ではマイミクさんが、すごいフィルム知識で助けてもらってる。
ナイトレート以外でも、その後の古い劣化の進んだフィルムの扱い方など
彼の知識と実験のおかげで、かなりのフィルムが救われると思う。
ワリさん、ありがとう。
ちなみに、彼もわからないサクラフィルムに関しては、
メーカーに問い合わせている。
回答の第1段の返事は来たが、当時の部署の解散によって詳しいことは不明。
M&Aによって分割されているので、難しいのはとうぜんだが、
それでも社の中の詳しい人に聞いて、多少は判ってきた。
どうやら、一般に売っていたフィルムにナイトレートはないらしい。
ただ、その方が知っている時代のことなので、それ以前は不明だそうだ。
いまは、紹介された違う会社に問い合わせ中だ。
日本の会社、そこまで教えてくれる。
正直、すごいなー、って関心してしまった。

で、もう1つの問題、洗浄の水の温度。
これは僕も不思議に思ったことで、メーカーによって冷水とぬるま湯がある。
コダックは、冷水のほうが薬剤を犯さないということで薦めている。
フジはなにも説明がないが、ぬるま湯でと言っている。
日本のメーカーは、ぬるま湯が多いような気がする。
僕としては、日本は新しい写真が多いこと、扱う人の健康を考えてのこと、
普通の水害でなく、津波によって油が付着している場合を考えてぬるま湯
というのではないかと予想している。
対して、コダックはアメリカの事例が多いので
より古い写真でも大丈夫な処理の仕方を書いているのではと思う。
新しい写真では問題なくても、古い写真では劣化が進んでいるだろうから
今の写真と同列に扱うのは厳しいだろう。
古い写真と同じ処理なら新しい写真でも問題は起きないはずだ。
そして冷水を薦める理由は塩素。
カビや雑菌の繁殖を抑えるために水道水を使えというのだ。
塩素を足すと薬剤や紙に影響があるが、水道水程度なら大丈夫というのだ。
なるほど、と思える。

ここでも思ったのが、なにが有効で、なにを省くか。
たぶんボランティアの人達が1日冷水を使うのは健康上無理があると思う。
となると、ぬるま湯が正しいとなるのだが、
それでは写真が痛んでしまうだろう。
流れ作業を考えると、冷水に漬けて汚れを浮かして、
実際に水の中での作業は少し温めた水、というのがいいのではと思う。
この辺はフジの方々の話を伺い、相談したいと思う。

ということで、水曜日に再度相馬へ。
今度は我が家の写真関係の道具も詰め込んで行こうと思ってる。
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by ricard51 | 2011-04-26 00:04 | 報告

相馬の写真修復

相馬市のボランティアセンターで、津波にのまれた写真をきれいに。
そのために、ボランティアに指導する人を募集していた。
http://d.hatena.ne.jp/somasaigai/20110420/1303271836
ということで、電話したけどつながらず。
やはり人手と忙しさ、電話も集中しているのだろう。
ということで、今日も相馬に行ってきた。

ボランティアセンターに行って話しを聞いてみると、
既に話が進んでいるのかと思ったら、そんなことはなく、
募集後に話がなく、僕が始めてだったらしい。
そして話をセンターに持ってきた担当者を紹介するということに。
残念ながら、本日は担当者不在で、詳しい話は後日となってしまった。
ボランティアセンターの方から少し話を聞いたのだが、
津波の被害にあった地域から、写真等が集められ置いてあるそうだ。
単に置いてあるだけだから、かなり痛んでいると思う。

残念ながら僕は写真洗浄の専門家ではない。
昔は現像なんかをやっていたので、取り扱いはわかるが、
痛んでいる写真やフィルムを扱うとなると難しいかもしれない。
ただ、全く初めてのボランティアたちに
多少の扱い方を教えることくらいは出来るだろう。
そして問題は、その後ではないかと思っている。

津波をかぶったということは塩水と泥、なかには油なんかも付着している。
そうなると、きれいに洗っても劣化は早いだろう。
表面のコーティングが落ちているはずで、
色が落ちるのも、紙が痛むのも早くなるはずだ。
はやめに複製をとらないと、せっかく見つけた写真も
すぐにボロボロ、見れなくなってしまう。
かといって、業者に頼むのは安くないし、
ボランティアでやっている所は少ないから、すぐにパンクするだろう。

ということで、いろいろ考えてみた。
まずボランティアで写真を簡単に洗浄した後、
スキャニングか接写によってデータに残す。
撮影番号で管理できるので、接写がいいかもしれない。
パソコンが必要なのがネックだが、
デジタルなら物資が少ないところでも使える。
そして登場するのが在宅遠隔地ボランティア。
データに受け渡しが難しいと思ったが、簡単なアナログ方法ならある。

まず在宅ボランティアがSDカードと返信用封筒をセンターの係に送る。
そのSDにデータ(JPG等)を10~20枚程度入れて、送り返す。
カードと一緒に、修復の心得、手引きなんかを入れるといいと思う。
そして受け取った在宅ボランテアは、それを修復、加工して
写真屋でプリントしてセンターに送る。
もしくはネットプリントで、送り先をセンターにしてもいいだろう。
在宅ボランティアにとって、切手代とプリント代が出費となる。
それくらいなら痛くない出費だと思うがどうだろう。

修復する人達の腕の差を問題にする人もいると思うが、
こういった所に参加する人達なら、ある程度のスキルがあるだろうし、
なにもしないより、絶対いい写真になるはずだ。
もし文化的に貴重な写真であっても、修復前のデータは残しておける。
そういう意味でもデジタル可が望ましいと思う。


今は現地と遠くの人をつなぐ道が少しだけ。
産地の品を買うことなどの、間接的に、がほとんどだ。
だからニュースをみながらジリジリしている人も、少なくないと思う。
そういった人が在宅ボランティアとして手を上げたら、すごい力になると思う。
それと、僕もそうだったが、精神衛生上にもいいことだと思う。
手伝いたいけれど手伝えない、そんな人達をつなげられたら最高だろう。
今回、話を持ち込んでも可能かどうか?動き出すかどうか?
まだわからないけれど、これを見本にどこかで実現したらうれしい。
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by ricard51 | 2011-04-21 23:59 | 報告

南相馬、新地へ

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南相馬と新地に行ってきた。
毎週支援物資を届けていらっしゃる
デジタルくらふとの社長さんが誘ってくださったのだ。
http://pub.ne.jp/DLGmojo/

南相馬も新地もどちらも支援が少ない所だ。
特に新地は相馬の北側になるのだが、
ボランティアがほとんどはいっていない。
地元の方の話では、役所がボランティアの活動を
指揮するほどの余裕が無いそうだ。
こういった所に個人的なボランティアが入って
自活してもらえるといいのだが……。
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今回は誘ってくださった社長さんに感謝。
少しでも出来ることを!
それを実践している社長さんに頭がさがる。


海が見えるところは壊滅的なのだが、
そんな中でも花は咲いていた。
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そして福島では桃が咲いていた。
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by ricard51 | 2011-04-20 23:14 | 報告

使うなら勉強せよ

今回の騒ぎで放射線を測定する機器が売れているそうだ。
そして測定する農家や業者が増えている。
不安を煽る輩がいるから当然といえばと当然と思う。
有名なのはガイガーカウンターだが、
シンチレーション検出器というのもあるそうだ。
原理的にはガイガーカウインターはベータ線の検出にすぐれ、
シンチレーション検出器はガンマ線の検出にすぐれているそうだが、
どちらにしても放射線を測定する機器だ。

これらの測定器、素人が扱うには、かなり問題があると思う。
普通の人が買えるのは、安物の測定器。
大学や測定機関が使うような機器は個人で買えるような価格じゃない。
安物だって高いから、海外からの直輸入が多いという話だ。
そういったものは誤差とか精度とか、出荷時でばらつきがあるだろう。
物によっては調整が出来ないものもあるだろう。
最初から大きな値が出たからと大騒ぎにならないように
正確な機器と比べて作動状況を確認することが重要だ。


そして、より問題になるのは扱い方。
僕は、中学生の頃に扱ったのは土壌を測るPH測定器を思い出した。
つまり酸性、アルカリ性を測る機械だ。
すごく簡単な機器だったが、測るごとに蒸留水で電極を洗浄した。
計測器の初歩の初歩、洗浄と基準値の調整。
そして急激な値の変化は機器の問題の可能性が高いので
洗浄や調整を再度行ってからの測定のやり直し。
何度も測って平均値を出していく。
中学生のときに習った事だが、
これがガイガーカウンターを使う人が出来ているのか?

ガイガー=ミュラー管という測定の基本部分。
テレビとかで筒のようなもの持っているが、それがガイガー=ミュラー管。
高級品はガイガー=ミュラー管からコードがでていて、
本体の計測器につながっている。
ガイガー=ミュラー管は、常に清浄に保たなければ意味が無い。
だから管がビニール袋などのカバーで覆っている。
手で持って測定するから、手袋も必需品なのだろう。
作業を終えた後はビニールを廃棄、管を洗浄、
もしくは埃やゴミが付着しないか確認しなければならない。

安物の問題点はガイガー=ミュラー管が基盤等に着いている事。
だから測定器と管が一体なので、上から蒸留水で洗浄もできない。
もし完全防水で洗浄可能としても、蒸留水を持っているのだろうか?
つまり地面とかに置いて、放射性物質が入った泥が付着したら
それを除去するにはどうするのだろう?
泥ではなくて、見えないような塵でも同じだ。
手で持って測定するときは、手も蒸留水で洗浄するのだろうか?
室内でも、その値は出続けるのだから、始末が悪い。
微量でも測定できる機器なら、より注意が必要なのだが、
それに関しては、どのていどの知識で扱っているのか?
僕は放射性物質の専門家ではないから、腺量測定の知識はないが
いろいろな測定器ごとに注意が必要なくらい知っている。
映像を見ただけで上記の事くらいわかるのだから、
実際の測定となれば、もっと注意事項は増えるだろう。
少し調べただけでも、携帯電話の電磁波の影響があるとか
1千回測って平均値を出すと一定になるとか。
本格的な測定には専門的な知識が必要なのは間違いない。
体温計と同じような気分で考えたら大間違いだ。

それでも安心のためにガイガーカウンターを手に入れるのは
悪いことではないと思う。
しかし使い方、扱い方も一緒に伝えないと宝の持ち腐れ。
それどころか不安材料を作ることになりかねない。
次なる恐れ、風評を出さないために、
正確な取り扱い方法だけは学んで欲しい。
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by ricard51 | 2011-04-19 21:52 | 報告

花見山のパラドックス

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福島に桃源郷あり

そんなフレーズで書かれている花見山。
しかし僕にとっては、子供の頃に遊んだところ。
その頃住んでいたのは花見山へは自転車で15分程度だった。
僕のイメージは辺りは田んぼの、細かい道がたくさんある山。
子供だったから、そこで走り回って、帰りは畦で蛙やザリガニ、
遠足で行ったときには、なんとも間抜けな感じだった。
そんなイメージが花見山だ。
高校卒業後に町の反対側に引越ししたので、いつの頃からか忘れていた。
それが故秋山庄太郎氏が紹介してから、すごい観光地に。
それは聞いていたが、こんどは近づけないほどの人気。
こうなると行くことも出来ないような、そんな場所になった。
渡仏してからは冬に戻ることも多いので、行っても、と思っていた。

そして今年。
いつもなら県外どころか海外からも押しかけるのだが、
ツアーバスもなければ、駅からの臨時バスもない。
近場の人達の日帰り限定のスポットになっているらしい。
ということで、両親と一緒に花見山へ出かけることにした。
土、日曜日のほうが天気がよかったが、
人が多いとの口コミがあったし、風も弱いから月曜にした。
しかし、薄曇で午前中の昼前にも関わらず渋滞。
一番手前の駐車場に停めて歩くことになった。

歩くと、整備されて家が増えて、花が増えて……人も。
昔のイメージとは変わって、オー観光地って感じ。
花見山だけではなく、付近の花の多さ、すごい。
入り口の家も新しくなったが、山のコースは広くはなったが、
たぶん変わっていない所も多い気がする。
古い錆びた小屋が残されているのが懐かしい。
今から考えると素朴で質素な昔の風景もいいが、
綺麗に輪をかけたような、今の綺麗さもいい。
今は、まさしく桃源郷だ。

花見山は、持ち主の阿部一郎氏が自宅前の山に1本1本植えていったものだ。
切花出荷用の花達なのだが、それを無料開放しているのだ。
僕が小さかった頃は木々も小さかったろうから、
今のように、ものすごい感じはなかった。
(子供だったから花より、だったかも)
きっと、あの頃より綺麗に、より大きくなっているのだろう。
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砂山のパラドックスというのがある。
砂粒がどのくらいあると砂山で、どこから砂になるのか?
1000粒なら砂山で999粒なら砂、というのは変だから
1粒でも砂山として考えられるというパラドックスだ。
花見山は阿部氏が1本植えた時から花見山になったと思う。
その途中に子供の僕が見た風景があり、
そして今の桃源郷がある。

今回の震災、立ち直ろうと瓦礫を1つ持ち上げたところが、
復興であって、光は先に見えているはずた。
途中の道が曲がったりしていて見えないだけ。
桃源郷に近づくためには1歩1歩、それだけでいいと思う。

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駐車場で会ったねこさん。彼らも避難してきたそうだ。
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by ricard51 | 2011-04-19 01:06 | 木々景写真

花見、そして仲間

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春の晴れた日は花見に限る。
友人の職場を開放して、花見をするというので行ってきた。
昔に前を通ったときには無かった建物の前に駐車。
最近建てたそうで、彼が震災の時には、その3階にいたそうな。
中に入ると中庭の桜は、かなりの本数で見事だ。
昨年は1本も割いてなかったそうだが、今回は5部咲き。
桜の下で集めている募金を入れて、お茶を買って。
ベンチに座って、たわいのない話をして。
こんどは玉こんにゃくと豚汁をもらって、また桜の下で……。
数年前にはテレビで紹介されたそうで、敷地に入れない車、
そして配られる食べ物に行列を作っていたそうだ。
それが年々減っていき、今年は並ぶ人もいない。
たぶん社員の家族や友人、近所の人だけが集まったのだろう。
ほのぼのと花を楽しむには、なかなかいい日和だった。

午後からはマイミクさんから頂いた焼酎を仲間達に配りにいった。
実はこの焼酎、避難所等の支援物資に、とも思ったのだが、
アルコールは医者でも無い限り、避難所では使いにくいものらしい。
ということで、自分と仲間にために、となったのだ。

みんな何かしら被害にあってるし、土日しか帰っていない単身赴任もいる。
なかなか集まる機会も無いので、土曜日に各家に届けに行ったのだ。
もちろん彼らの家に行くと、ここが壊れたとかの話題になる。
福島市だから、ひどく壊れた所はないが、
修理するには業者が足らないから、いつになるか?というのは同じ。
皆に支援物資といって焼酎を渡すと、いつもの笑顔が戻ってくる。

みんな長い間、会っていないような感じではなく、
すぐに話が回りだすのがうれしい。
バイクに車、そういった話でも盛り上がる。
さすがに僕と同年代だから、みんな年をとったが、
まだまだ頼りになる連中だ。
昔、無茶していた頃に世話になった彼らの両親にも会えた。
僕の両親と同じで、久々に会う息子の友人が息災で安心していたようだ。
最近はメールや年に1回の飲み会でしか会っていない友人達だから
彼らの両親たちとは、10年以上お会いしていない。
僕のような輩でも元気にしているのは、うれしいようだ。
帰ってから僕の両親が、同じように友人の話を聞くのだから
やはり若い時代に一緒にバカをしていた人達の話はいいものらしい。

とにかく今日は、顔を見て話が出来ただけでもよかった。
この機会を作ってくれたマイミクさんに、乾杯!

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by ricard51 | 2011-04-17 01:14 | 報告