ゆるい南仏のなかでもさらにゆるい裏坂東(ル・ラヴァンドゥ)で暮らす怠け者達 リカールと51の日記。


by ricard51

相馬の写真修復

相馬市のボランティアセンターで、津波にのまれた写真をきれいに。
そのために、ボランティアに指導する人を募集していた。
http://d.hatena.ne.jp/somasaigai/20110420/1303271836
ということで、電話したけどつながらず。
やはり人手と忙しさ、電話も集中しているのだろう。
ということで、今日も相馬に行ってきた。

ボランティアセンターに行って話しを聞いてみると、
既に話が進んでいるのかと思ったら、そんなことはなく、
募集後に話がなく、僕が始めてだったらしい。
そして話をセンターに持ってきた担当者を紹介するということに。
残念ながら、本日は担当者不在で、詳しい話は後日となってしまった。
ボランティアセンターの方から少し話を聞いたのだが、
津波の被害にあった地域から、写真等が集められ置いてあるそうだ。
単に置いてあるだけだから、かなり痛んでいると思う。

残念ながら僕は写真洗浄の専門家ではない。
昔は現像なんかをやっていたので、取り扱いはわかるが、
痛んでいる写真やフィルムを扱うとなると難しいかもしれない。
ただ、全く初めてのボランティアたちに
多少の扱い方を教えることくらいは出来るだろう。
そして問題は、その後ではないかと思っている。

津波をかぶったということは塩水と泥、なかには油なんかも付着している。
そうなると、きれいに洗っても劣化は早いだろう。
表面のコーティングが落ちているはずで、
色が落ちるのも、紙が痛むのも早くなるはずだ。
はやめに複製をとらないと、せっかく見つけた写真も
すぐにボロボロ、見れなくなってしまう。
かといって、業者に頼むのは安くないし、
ボランティアでやっている所は少ないから、すぐにパンクするだろう。

ということで、いろいろ考えてみた。
まずボランティアで写真を簡単に洗浄した後、
スキャニングか接写によってデータに残す。
撮影番号で管理できるので、接写がいいかもしれない。
パソコンが必要なのがネックだが、
デジタルなら物資が少ないところでも使える。
そして登場するのが在宅遠隔地ボランティア。
データに受け渡しが難しいと思ったが、簡単なアナログ方法ならある。

まず在宅ボランティアがSDカードと返信用封筒をセンターの係に送る。
そのSDにデータ(JPG等)を10~20枚程度入れて、送り返す。
カードと一緒に、修復の心得、手引きなんかを入れるといいと思う。
そして受け取った在宅ボランテアは、それを修復、加工して
写真屋でプリントしてセンターに送る。
もしくはネットプリントで、送り先をセンターにしてもいいだろう。
在宅ボランティアにとって、切手代とプリント代が出費となる。
それくらいなら痛くない出費だと思うがどうだろう。

修復する人達の腕の差を問題にする人もいると思うが、
こういった所に参加する人達なら、ある程度のスキルがあるだろうし、
なにもしないより、絶対いい写真になるはずだ。
もし文化的に貴重な写真であっても、修復前のデータは残しておける。
そういう意味でもデジタル可が望ましいと思う。


今は現地と遠くの人をつなぐ道が少しだけ。
産地の品を買うことなどの、間接的に、がほとんどだ。
だからニュースをみながらジリジリしている人も、少なくないと思う。
そういった人が在宅ボランティアとして手を上げたら、すごい力になると思う。
それと、僕もそうだったが、精神衛生上にもいいことだと思う。
手伝いたいけれど手伝えない、そんな人達をつなげられたら最高だろう。
今回、話を持ち込んでも可能かどうか?動き出すかどうか?
まだわからないけれど、これを見本にどこかで実現したらうれしい。
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by ricard51 | 2011-04-21 23:59 | 報告